国土交通省「令和2年度スマートアイランド推進実証調査」を実施します。(9/24)
五島市民電力株式会社(以下、当社)は、国土交通省が実施する「令和2年度スマートアイランド推進実証調査」を実施します。
国土交通省では、物流、交通、エネルギー、医療等の課題解決を図るため、離島を有する地方公共団体と新技術等を有する民間企業・団体等が共同で現地実装に必要な実証調査を令和2年度より実施します。本年度は全国で10地域が選定され、五島市もそれら地域の一つとして選ばれました。
五島市では、以下3事業が行われる予定となっています。
・遠隔医療×ドローン物流による離島医療の利便性と不安定さの解消
・LPWA(Low Power Wide Area)を活用したスマート水道メーターによる検針作業の工数削減
・効率的な再生可能エネルギーの地産地消を目指す電力マネージメントシステムの導入調査
このうち当社では、電力マネージメントシステムの導入調査を担当します。具体的には、エネルギーマネージメントシステム(EMS:Energy Management System)を使用した離島内におけるエネルギー需要の「見える化」を図り、平常時又は非常時における電力需要に対して適切な電力供給を行うための可能性について調査を行います。
国土交通省では、本調査で得られた成果や知見を全国に普及・展開させることで、離島地域のより一層のスマートアイランドの推進及び活性化に繋げていくことを目指しています。
●関連ウェブサイト:
–国土交通省プレスリリース「令和2年度 スマートアイランド推進実証調査が始動!」(令和2年9月18日)
–五島市プレスリリース「スマートアイランド推進実証調査業務推進のため民間企業等と協定を締結しました」(令和2年9月23日)